1日コース
大人女子旅若者旅
定番の観光地以外にも、素敵なものに出会える場所がたくさんあります。このプランは、レトロな雰囲気や名建築が好きな方におすすめしたいコース。
まずは名古屋駅にほど近い有名喫茶店「コーヒーハウスKAKO花車店」で、宝石箱のようなトーストモーニングをどうぞ。美味しい名古屋の朝を堪能したら、いざ、江戸時代の土蔵や町屋が立ち並ぶ「四間道町並み保存地区」へ。民家の屋根の上の小さな社「屋根神様」を探してみたり、細い路地に入ってみたり、昔ながらの人情商店街「円頓寺商店街」で買い物をしたり…。すっかりリラックスしたあなたは、そこにある素敵なものたちの魅力にきっと気づくはず。
そして、セレブが住む閑静な高級住宅街「白壁・主税・橦木町並み保存地区」に移動して、「白壁カフェ 花ごよみ」でランチをしましょう。「文化のみち二葉館・橦木館」のあるこのエリアは、江戸・明治・大正時代が共存する不思議な場所。少し歩けば、武家屋敷の趣や和洋折衷の近代建築物が、ひとの暮らしの中に自然に溶け込んでいます。
カメラ片手に自分のお気に入りの場所を見つけてみてはいかがでしょうか。
1日目
01
名古屋駅
徒歩:10分
02
コーヒーハウスかこ 花車本店
徒歩:8分
03
四間道の町並み
電車:地下鉄桜通線「国際センター駅」~「高岳駅」(電車+徒歩 25分)
04
白壁カフェ 花ごよみ
徒歩:すぐ
05
文化のみち二葉館・橦木館
名古屋駅
名古屋駅
コーヒーハウスかこ 花車本店
自家製フルーツコンフィチュールのトーストモーニング
名古屋で初めて自家焙煎コーヒーを始めた老舗喫茶店。マスターの淹れる深煎コーヒーが人気で、この味を求めて遠方からも多くの人が訪れます。モーニングのおすすめは、この店の名物のひとつ「シャンティールージュスペシャル」。小倉・ホイップクリーム、自家製フルーツコンフィチュール(ジャム)4種を載せた可愛らしい一品です。丁寧に作られた果実のジャムは、さわやかな朝にぴったりです。
【住所】 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車南館1階
【営業時間】7時〜19時(土日祝は7時から17時)
【定休日】無休
名古屋駅
四間道の町並み
江戸時代から残る風情ある町並み
「四間道」と呼ばれるエリアには、白壁の土蔵が連なり、2階には屋根神様が祀られている古い町屋が今も残っています。この名の由来は、さかのぼること江戸時代。元禄13年(1700年)の大火の後、尾張藩4代藩主徳川吉通が、堀川沿いにある商家の焼失を避けるために、中橋から五条橋までの道幅を4間(約7メートル)に広げたことにちなんで名づけられました。現在は古民家をリノベーションしたおしゃれなカフェやレストラン、雑貨店などがオープンし、若い世代にも注目のエリアとなっています。
【住所】 名古屋市西区那古野
東部
白壁カフェ 花ごよみ
モダンな雰囲気漂う和カフェ
「文化のみち」エリアにある人気の和カフェです。人気のランチは、丼ものや石焼料理、麺類などバリエーション豊富でお値打ち。ドリンクには和菓子がサービスでついてきます。ペットの同伴もできるテラス席もあるので、天気の良い日には、外の空気を楽しみながら食事をすることができます。
【住所】名古屋市東区主税町4-72アーバニア主税町1階
【営業時間】7時30分〜23時(LO22時30分)
【定休日】無休(12/31、1/1のみ休み)
東部
文化のみち二葉館・橦木館
フォトジェニックな女優の邸宅
オレンジ色の屋根が印象的な建物「二葉館」は、日本の女優第1号の川上貞奴と電力王福沢桃介の邸宅を移築復元したものです。先進的なふたりの大邸宅は、芸術的にも技術的にも素晴らしいものでした。サロンとして利用された大広間には、華やかなステンドグラスや、まるで舞台の一部のような螺旋階段などがあり、美的感覚あふれる貞奴のセンスを存分に感じることができます。館内展示では、スイス人画家が描いた貞奴のポスターや衣装のレプリカ、ピカソによる貞奴のデッサンなど珍しい遺品も見ることができ、貞奴が名実ともに世界のスターであったことがわかります。
また、「橦木館」は、陶磁器貿易商として活躍した井元為三郎が、大正末期から昭和初期に建てた邸宅。和と洋の文化を上手く取りまぜ、新しいデザインにした斬新な建築に驚かされます。