陶磁器で製作されたきらびやかな「陶器の花」展を開催いたします。陶磁器製の花の発祥は、英国といわれています。英国の公式食事会では、食事中に花びらが落ちることを避けるため、食事中には、陶磁器製の花を飾ることとされており、ロイヤル・ドルトン・エインズレイといった名窯が、現在でも陶花を製作しております。
日本では、第二次世界大戦後、陶磁器生産で隆盛を誇った陶花が、世界へ輸出されました。陶花は、花びら一枚一枚を成形して貼り付けていくという、複雑な型の制作に加え、実物の花に近づけた彩色が必要であり、多くの作品が制作された「瀬戸ノベルティ」の作品群の中でも、最も難易度の高い作品です。
また、作品の性格上、大変破損しやすく、現存している作品が少ないこともあり、なかなか目にすることのできない作品約40点を展示いたします。
詳細
日程 | 2024年7月8日(月) ~ 9月6日(金) |
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休館日 | 土・日曜日、祝日 8月13日(火)~15日(木) |
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
開催場所 | 名古屋陶磁器会館 |
料金 | 無料 |
TEL | 052-935-7841 |
ホームページURL | http://nagoya-toujikikaikan.org/index.html |
アクセス | 名鉄森下駅より南へ徒歩15分 地下鉄高岳駅より北へ徒歩17分 市バス 「赤塚白壁」より南へ徒歩5分、「赤塚」より南へ徒歩7分 |
※掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。