名古屋駅前に残る200年の伝統、三輌の山車が提灯に火を灯して花車神明社に揃います。
戦災を免れ名古屋駅前に奇跡的に残った三輌の山車、文政年間に建造され、古くは名古屋三大祭りに数えられ名古屋城下を代表する祭りであった三之丸天王祭の見舞車として曳き出されていました。現在は名古屋市指定有形民俗文化財に指定され、10月第2土曜日に行われる地元、花車神明社の祭礼に曳き出されています。各山車にはそれぞれ絢爛豪華な彫刻、水引幕、からくり人形、お囃子、名古屋型と言われる山車の構造などの特徴があり、力強い山車の方向転換と一緒に間近で見ることができます。
夜になると提灯に火を灯した三輌の山車が花車神明社前で出会い、一輌ずつ方向転換、からくり人形の奉納をするところは大きな見どころの一つです。また、地域の方々が協力しての人情味溢れる手作り夜店なども神社前に並び、多くの人で賑わいます。
【見どころの時間】 19時00分頃〜:花車神明社前にて三車出会いの儀
「唐子車」
旧広井村内屋敷で建造され、旧三之丸天王祭の見舞車として文政4年(1821年)以前から曳き出されていました。
(からくり人形の特徴)
お囃子に合わせて押し唐子が蓮台を迫り上げ、小唐子は梅の木に手をつくや逆立ちして太鼓を打ち鳴らしながら樹上を回るという曲芸を演じます。
「唐子車」
旧広井村内屋敷で建造され、旧三之丸天王祭の見舞車として文政4年(1821年)以前から曳き出されていました。
(からくり人形の特徴)
お囃子に合わせて押し唐子が蓮台を迫り上げ、小唐子は梅の木に手をつくや逆立ちして太鼓を打ち鳴らしながら樹上を回るという曲芸を演じます。
「二福神車」
旧三之丸天王祭の見舞車として文政年間(1818〜1830)に旧広井村字下花車で建造されました。
(からくり人形の特徴)
恵比寿が鯛を釣り上げて大喜びし、大黒が打出の小槌で宝袋をたたくと二つに割れて中から宝船が飛び出し、前後左右に動き回り、それを見た二福神が悦ぶという大変おめでたい演目が特徴。
「二福神車」
旧三之丸天王祭の見舞車として文政年間(1818〜1830)に旧広井村字下花車で建造されました。
(からくり人形の特徴)
恵比寿が鯛を釣り上げて大喜びし、大黒が打出の小槌で宝袋をたたくと二つに割れて中から宝船が飛び出し、前後左右に動き回り、それを見た二福神が悦ぶという大変おめでたい演目が特徴。
「紅葉狩車」
旧三之丸天王祭の見舞車として文政年間(1818〜1830)に旧広井村字上花車で建造されました。
(からくり人形の特徴)
能の「紅葉狩」から取材したもので、紅葉狩の酒宴で平維茂がウトウトした隙に更科姫が鬼女に変身する演目で、特に(面かぶり)するところが見せ場となっております。
「紅葉狩車」
旧三之丸天王祭の見舞車として文政年間(1818〜1830)に旧広井村字上花車で建造されました。
(からくり人形の特徴)
能の「紅葉狩」から取材したもので、紅葉狩の酒宴で平維茂がウトウトした隙に更科姫が鬼女に変身する演目で、特に(面かぶり)するところが見せ場となっております。
詳細
日程 |
10月第2土曜日 2023年10月14日(土) ※雨天時は15日(日)に順延 |
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時間 | 10:00~21:00 午前~夕方まで:各車町内曳き 19:00~:神明社前にて三車出会いの儀 |
開催場所 | 花車神明社 |
料金 | 駐車場なし 近隣にコインパーキング有り |
お問い合わせ先 | 名駅山車からくり協議会 meieki.dashi@gmail.com |
アクセス | 名古屋市営地下鉄 桜通線 国際センター駅3番出口を出て南東に徒歩5分 |
※掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。