最終更新日:2022年1月12日(水)
三英傑だけじゃない!? 名古屋の「鎌倉殿」ゆかりの地
名古屋で三英傑と言えば、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を思い浮かべますが、実は、もう1人、この3人に匹敵する人物が名古屋出身であることをご存じでしょうか。
【源頼朝は名古屋出身】
その人物こそ、鎌倉殿と呼ばれる鎌倉幕府初代将軍源頼朝なんです!
頼朝の母は熱田神宮大宮司藤原氏の娘で、現在の名古屋市熱田区にあった藤原家別邸で頼朝を出産したと言われています。
現在の名古屋には、頼朝出生ゆかりの場所がわずかですが残っています。大河ドラマで注目される源頼朝(や源氏)ゆかりの地を訪ねてみませんか。
Index
頼朝公ゆかりの地は市内に2か所
頼朝の母、由良御前が頼朝を産んだと言われる藤原家の別邸跡に建てられたのが誓願寺です。山門脇に「右大将源頼朝公誕生の地」の碑が建っているほか、「頼朝公産湯池」の碑があります。
また、名古屋市内にもうひとつ生誕の地と伝わる龍泉寺(瑞穂区)があり、山門脇には源頼朝の産湯に使われた井戸と伝わる「亀井水」の碑があります。
頼朝の母、由良御前が頼朝を産んだと言われる藤原家の別邸跡に建てられたのが誓願寺です。山門脇に「右大将源頼朝公誕生の地」の碑が建っているほか、「頼朝公産湯池」の碑があります。
また、名古屋市内にもうひとつ生誕の地と伝わる龍泉寺(瑞穂区)があり、山門脇には源頼朝の産湯に使われた井戸と伝わる「亀井水」の碑があります。
【住所】名古屋市熱田区白鳥2-10-12
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅
龍泉寺
【住所】名古屋市瑞穂区井戸田町4-90
【最寄り駅】地下鉄名城線「妙音通」駅
誓願寺周辺のおすすめ
熱田神宮
三種の神器の一つである草薙神剣を祀って以来、1900年以上の歴史を誇り、古くから「熱田さん」と呼ばれる古社。境内には織田信長が寄進したと伝わる信長塀があります。
■新名所がオープン
「くさなぎ広場」
2021年7月に開苑した広場。熱田湊をイメージした苑内は熱田の杜を肌で感じながら、参拝者がやすらげる憩いの場となっています。苑内には名古屋最古の石橋と伝わる二十五丁橋や源頼朝の曾祖母である松御前の碑があるほか、リ二ューアルした「宮きしめん」では軽食やスイーツも召し上がることができます。
「剣の宝庫 草薙館」
2021年10月に開館。国宝・重要文化財の刀剣をはじめ、日本刀約450口を収蔵する熱田神宮による刀剣専門の展示館です。
>>熱田神宮 スポット詳細
【住所】名古屋市熱田区神宮1-1-1
【TEL】052-671-4151
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅、名鉄名古屋本線「神宮前」駅、JR東海道本線「熱田」駅
熱田神宮
三種の神器の一つである草薙神剣を祀って以来、1900年以上の歴史を誇り、古くから「熱田さん」と呼ばれる古社。境内には織田信長が寄進したと伝わる信長塀があります。
■新名所がオープン
「くさなぎ広場」
2021年7月に開苑した広場。熱田湊をイメージした苑内は熱田の杜を肌で感じながら、参拝者がやすらげる憩いの場となっています。苑内には名古屋最古の石橋と伝わる二十五丁橋や源頼朝の曾祖母である松御前の碑があるほか、リ二ューアルした「宮きしめん」では軽食やスイーツも召し上がることができます。
「剣の宝庫 草薙館」
2021年10月に開館。国宝・重要文化財の刀剣をはじめ、日本刀約450口を収蔵する熱田神宮による刀剣専門の展示館です。
>>熱田神宮 スポット詳細
【住所】名古屋市熱田区神宮1-1-1
【TEL】052-671-4151
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅、名鉄名古屋本線「神宮前」駅、JR東海道本線「熱田」駅
宮の渡し公園
江戸時代、宮宿と桑名宿をつないだ船着き場。東海道唯一の海路「七里の渡し」 へと多くの人が旅立ちました。現在は「宮の渡し公園」となっており、常夜灯、時の鐘の鐘楼が復元され、昔を偲ばせています。
>>宮の渡し公園 スポット詳細
【住所】名古屋市熱田区内田町
【最寄り駅】地下鉄名城線「伝馬町」駅
宮の渡し公園
江戸時代、宮宿と桑名宿をつないだ船着き場。東海道唯一の海路「七里の渡し」 へと多くの人が旅立ちました。現在は「宮の渡し公園」となっており、常夜灯、時の鐘の鐘楼が復元され、昔を偲ばせています。
>>宮の渡し公園 スポット詳細
【住所】名古屋市熱田区内田町
【最寄り駅】地下鉄名城線「伝馬町」駅
弘法大師が自刻の地蔵菩薩像を本尊と小堂を建立したのが始まりとされ、室町時代には熱田神宮の大宮司であり源頼朝の母方の家系でもある千秋氏によって再興されています。
また、桶狭間の戦いの際、織田信長が立ち寄り必勝祈願をしたと伝わっています。
境内には名古屋城築城の際、伊予松前の大名である加藤嘉明より寄贈された石垣の残石(刻印がみられる)や松尾芭蕉の句碑があるほか、大相撲との関係も深く、1956(昭和31)年当時の三保ヶ関部屋が使用していた「てっぽう柱」や「第55代横綱北の湖一句の碑」があります。
【住所】名古屋市熱田区白鳥1-2-17
【TEL】052-671-4447
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅
弘法大師が自刻の地蔵菩薩像を本尊と小堂を建立したのが始まりとされ、室町時代には熱田神宮の大宮司であり源頼朝の母方の家系でもある千秋氏によって再興されています。
また、桶狭間の戦いの際、織田信長が立ち寄り必勝祈願をしたと伝わっています。
境内には名古屋城築城の際、伊予松前の大名である加藤嘉明より寄贈された石垣の残石(刻印がみられる)や松尾芭蕉の句碑があるほか、大相撲との関係も深く、1956(昭和31)年当時の三保ヶ関部屋が使用していた「てっぽう柱」や「第55代横綱北の湖一句の碑」があります。
【住所】名古屋市熱田区白鳥1-2-17
【TEL】052-671-4447
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅
1551年に建立、1556年に現在地へ移移設されました。江戸時代に嵐のため遭難し太平洋を17か月間漂流、英国船に救助され生還した船頭「小栗重吉」が乗組員たちのために建てた供養碑「船頭重吉の碑」が境内にあり、船をかたどった珍しい石碑があります。
【住所】名古屋市熱田区白鳥2-7-16
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅
1551年に建立、1556年に現在地へ移移設されました。江戸時代に嵐のため遭難し太平洋を17か月間漂流、英国船に救助され生還した船頭「小栗重吉」が乗組員たちのために建てた供養碑「船頭重吉の碑」が境内にあり、船をかたどった珍しい石碑があります。
【住所】名古屋市熱田区白鳥2-7-16
【最寄り駅】地下鉄名城線「神宮西」駅
東海道道標と
東海道と美濃路または佐屋街道の分岐点として道標が建立されました。分岐点にあった上知我麻神社は尾張名所図会で「源太夫社」として描かれ、往来する多くの人々で賑わったと言われています。1949(昭和24)年に上知我麻神社は熱田神宮内に遷座され、現在の地には「ほうろく地蔵」が祀られています。
【住所】名古屋市熱田区伝馬1-2-25
【最寄り駅】地下鉄名城線「伝馬町」駅
東海道道標と
東海道と美濃路または佐屋街道の分岐点として道標が建立されました。分岐点にあった上知我麻神社は尾張名所図会で「源太夫社」として描かれ、往来する多くの人々で賑わったと言われています。1949(昭和24)年に上知我麻神社は熱田神宮内に遷座され、現在の地には「ほうろく地蔵」が祀られています。
【住所】名古屋市熱田区伝馬1-2-25
【最寄り駅】地下鉄名城線「伝馬町」駅
頼朝の血脈をたどって源氏ゆかりの地へ
源為朝(頼朝の叔父)が平安時代に石清水八幡宮より勧請したと伝えられる歴史ある八幡社。
境内には源為朝、その子である尾頭義次、その子孫と言われる鬼頭景義を祀る尾頭神社があり、尾頭の名前は現在も「尾頭橋」「尾頭町」の地名に残っています。
そのほか、縁結びにご利益があると言われる楠黒竜社や、武具を埋めたとされる 鎧塚、不浄除けに建てられた蕃塀があり、みどころが沢山あります。また、第一鳥居の扁額は尾張徳川家19代当主徳川義親の直筆によるものですのでこちらも必見です。
【住所】名古屋市中区正木2-6-18
【TEL】052-321-7500
【最寄り駅】JR東海道本線「尾頭橋」駅、地下鉄名城線・名鉄名古屋本線・JR東海道本線/中央線「金山」駅
源為朝(頼朝の叔父)が平安時代に石清水八幡宮より勧請したと伝えられる歴史ある八幡社。
境内には源為朝、その子である尾頭義次、その子孫と言われる鬼頭景義を祀る尾頭神社があり、尾頭の名前は現在も「尾頭橋」「尾頭町」の地名に残っています。
そのほか、縁結びにご利益があると言われる楠黒竜社や、武具を埋めたとされる 鎧塚、不浄除けに建てられた蕃塀があり、みどころが沢山あります。また、第一鳥居の扁額は尾張徳川家19代当主徳川義親の直筆によるものですのでこちらも必見です。
【住所】名古屋市中区正木2-6-18
【TEL】052-321-7500
【最寄り駅】JR東海道本線「尾頭橋」駅、地下鉄名城線・名鉄名古屋本線・JR東海道本線/中央線「金山」駅
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