さよならドビュッシー
- ロケ地
- 名古屋芸術大学、名古屋市役所、オアシス21、庄内川(松川橋)、名鉄病院、名古屋市総合リハビリテーション、明治村、リトルワールド、メニコンホール、東山給水塔、ゆとりーとライン、日本特殊陶業市民会館
暑い名古屋の夏に撮影が行われた映画「さよならドビュッシー」、なごや・ロケーション・ナビでは撮影場所の提案からボランティアエキストラの派遣までお手伝い致しました。
ボランティアエキストラの制作会社さんとの共同にて募集をして、のべ1,000人を超す方にご協力頂きました。
撮影場所には「名古屋」を象徴する場所も多数出ており、名古屋を感じながら観て頂ける作品になっています。
撮影日は8/18(土)。名古屋市役所ロケでは廊下や階段を使用し、主人公・遥の通う高校の校内のシーンを撮影。
遥が退院後、学校へ復帰し、ひとりで悩むシリアスなシーンや、遥と従姉妹のルシアが校内でケンカし、お互いの頬を引っ張り合うシーンを収録。
《STORY》
双子同然で成長してきた香月遥と従姉妹の片桐ルシアには、ピアニストになるという共通の夢があった。ある晩、ルシアと祖父の玄太郎が暮らす家で火事に巻き込まれた遥は、全身に大やけどを負いながらも、ひとり生き残ってしまう。彼女に残された希望は、生前のルシアと約束したドビュッシーの『月の光』を弾くことだけだった。新しいピアノ教師の岬洋介と二人三脚で厳しいリハビリに打ち込むが、祖父から遺された24億もの遺産を巡り、遥の身の周辺で不可解な出来事が頻発する。遥の命を狙う者の正体とは!?岬は遥を守りぬけるのか!?
『貞子3D』の"美しすぎる貞子"で注目された女優・橋本愛の最新主演作! 火事で全身やけどを負いながら、ピアニストの夢を追うヒロインの香月遥に挑戦し、クライマックスではピアノ演奏を堂々と演じきった。秘めた思いを貫く少女の姿は、観客の涙を誘うだろう。孤独な遥を献身的に支えるピアノ教師の岬洋介には、"クラシック界の貴公子"ことピアニストの清塚信也が起用された。人気TVドラマ『のだめカンタービレ』や、映画『神童』での音楽指導や吹き替え演奏を担当したことで知られ、本作で俳優デビューを飾った。劇中ではピアノを華麗に弾いた後、セリフまでワンカットで一気に演じるという、本職ならではの演技を見せる。その他、遥の祖父役に飄々とした演技が人気のミッキー・カーチス、遥の主治医に吉沢悠が。柳憂怜、熊谷真実、サエキけんぞう、戸田恵子、三ツ矢雄二など個性派が脇を固めているのも見逃せない。
原作は第8回『このミステリーがすごい!』大賞(宝島社主催)で大賞を獲得した中山七里原作の同名小説でさる。累計43万部の大人気シリーズを極上の音楽ミステリーにまとめ上げたのは、『クロエ』(01)以来、約10年振りにメガホンを取った利重剛監督だ。音楽にこだわりを持つ利重監督らしく、ドビュッシーの名曲を存分に聴かせる。2012年に生誕150周年を迎え、音楽界で盛り上がりを見せる作曲家・ドビュッシー。本作を見れば、彼の美しい旋律の虜になることはまちがいない。
《公開》2013年1月26日(土) 全国一斉ロードショー
《原作》『さよならドビュッシー』中山七里(宝島社)
《監督》利重剛
《脚本》牧野圭祐、利重剛
《出演》橋本愛、清塚信也 他
《配給》東京テアトル