数寄屋とアートのおもてなし
古川美術館は、初代館長故古川爲三郎(1890-1993)が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品を、「私蔵することなく広く皆様に楽しんでいただきたい」という想いからその寄付を受け、平成3年11月に開館いたしました。所蔵品は、近代日本画を中心として、油彩画、陶磁器、工芸品、また、15世紀の手描き彩飾写本など、約2800点になります。現在は、所蔵品による展示を行うとともに美術講演会、ワークショップなどの教育普及活動もいたしております。
分館の爲三郎記念館は、爲三郎没後、「みなさんの憩いの場として使っていただきたい」という遺志により、平成7年11月から私邸を公開しています。昭和9年に建てられた爲三郎記念館の母屋で数寄屋造りの「爲春亭」や庭園の茶室「知足庵」など6棟が平成30年11月に国の登録有形文化財の登録を受けました。美しい日本庭園を眺めながら邸内併設の数寄屋 de caféで、オリジナルや季節の和菓子と爲三郎長寿の秘訣のお抹茶、薫り高い珈琲やおぜんざい(季節限定)などのメニューを楽しむことが出来ます(別途有料)。現在は、美術館の様々な活動とあわせて年間数回の企画展示、各種イベントなどを催しております。
Check Point!!
- 明治に生まれ、大正、昭和、平成を駆け抜けた実業家が蒐集した、近代日本画、刀剣、茶道具、15世紀の装飾写本など2900点に及ぶ珠玉のプライベートコレクションを所有。
- 所蔵作品を中心とした展覧会の他、特別展もございます。
- 登録有形文化財に登録された昭和初期の数寄屋建築・分館 爲三郎記念館で、お抹茶や薫り高いコーヒーが楽しめる数寄屋 de caféがおすすめ。
- 美しい日本庭園では四季折々の姿を楽しむことができます。
詳細
住所 |
〒464-0066 名古屋市千種区池下町2-50 |
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エリア | 東部【千種区】 |
アクセス | ●地下鉄東山線「覚王山」駅 1番出口より西へ徒歩5分 ●地下鉄東山線「池下」駅 1番出口より東へ徒歩3分 |
TEL | 052-763-1991(英語での問い合わせ否) |
FAX | 052-763-1992(英語での問い合わせ否) |
営業時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) |
休館日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日) 展示替え期間、年末年始 |
料金 | 【古川美術館、分館爲三郎記念館2館入館券】一般1000円~ 高大学生500円~ 中学生以下無料 |
駐車場 | 有り |
ホームページ | http://www.furukawa-museum.or.jp/ |
備考 | 8名様以上の団体でご利用の場合、古川美術館と爲三郎記念館の2館入館券の割引がございます。 |
クレジットカード | 利用可 |
その他 | お支払いは各種クレジットカードの他、PayPayなど各種QRコード決済がご利用いただけます。 |
※掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。