Check Point!!
- ヨーロピアンなデザインで異国情緒漂う雰囲気を感じられる
- 夜間に毎日ライトアップされており、日中とは趣の異なる美しい姿が見られる
市民の強い要望により保存されている「松重閘門」
松重閘門は、水位差のある堀川と中川運河を船で通航できるよう、1930(昭和5)年に建設、1932(昭和7)年に供用開始されました。構造は、水門が上下に動くストーニー式で、水門で仕切られた閘室内の水位を上下に調整することで船の通航を可能としていました。陸上輸送の発達により船の利用が減少したため、1976(昭和51)年に閉鎖されましたが、市民の強い要望により保存されており、1986(昭和61)年に名古屋市指定有形文化財に、1993(平成5)年には名古屋市都市景観重要工作物に指定されました。
![松重閘門](/upload/spots/retina/13699435115e40d9be9952f.jpg)
![松重閘門](/upload/spots/retina/15288009755e40d9c8c53d4.jpg)
![松重閘門](/upload/spots/retina/16519224985e40d9d07b534.jpg)
![松重閘門](/upload/spots/retina/19974908875e40d9d77507d.jpg)
![松重閘門](/upload/spots/retina/10822109285e40d9daebe7d.jpg)
松重閘門を語る上で欠かせない「中川運河」
中川運河は、名古屋港と旧国鉄笹島貨物駅(現ささしまライブ24地区)とを結ぶ運河として、1930(昭和5年)に大部分が完成し、「東洋一の大運河」と呼ばれました。1932(昭和7)年には堀川へと繋がる部分が完成し、松重閘門によって堀川との連絡が可能となりました。その後、ピークの1964(昭和39)年には7万5千隻を超える船が往来し、出入貨物量が400万トン以上となるなど、水運による物流軸として、名古屋の経済・産業を支えました。現在は、水運物流の減少を背景に中川運河の役割が見直され、広大な水辺に新たな価値や役割を見出し、「うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河」へと再生を目指し、様々な取り組みがすすめられています。
![昭和7年当時の松重閘門](/upload/spots/retina/11977057325e81aa85e5493.jpg)
![昭和30年前後の松重閘門](/upload/spots/retina/11615541585e81aa8c650b1.jpg)
![昭和30年前後の中川運河](/upload/spots/retina/18649087365e81aa90b7ffe.jpg)
![昭和30年前後の中川運河 (名古屋港管理組合)](/upload/spots/retina/8377161425e8298acec97d.jpg)
![現在の中川運河の風景(長良橋より)](/upload/spots/retina/14579355575e8299364b8b9.jpg)
![バスのりば バスのりば](/upload/facilitys/small/3500858625e5dd7e543076.png)
詳細
住所 |
〒454-0011 名古屋市中川区山王1 |
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エリア | 名古屋駅【中川区】 |
アクセス | ●名鉄「山王」駅下車。徒歩約7分 ●市バス「山王橋」バス停より徒歩約5分、「日置橋」バス停より徒歩約5分 |
TEL | 052-972-2784 (英語での問い合わせ否) |
FAX | 052-972-4161 (英語での問い合わせ否) |
備考 | 駐車場はございませんので、公共交通機関でお越しください。 閘門内部の公開はしておりません。 |
※掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。